ほとんどの子どもが感染します
ロタウイルス胃腸炎は、ウイルス性の感染症です。
ロタウイルスは主に乳幼児を中心に感染し、ロタウイルスワクチン導入前は、5歳までにほとんどの子どもが感染するといわれていました。
しかし、最近では5歳以上のお子さんでも発症する割合が増えてきています。
また、一度感染しても、何度もくりかえし感染する可能性があります。
ノロウイルスなど、胃腸炎の原因となるウイルスはいろいろありますが、ロタウイルスは、主に乳幼児で重症な症状をひき起こす原因となります。
出典:谷口孝喜.小児感染免疫 2009;21:29-36.
国立感染症研究所 感染症動向調査